鍼灸マッサージ師の資格

日本で鍼灸施術を行うには、はり師・きゅう師・あんな指圧マッサージの国家資格が必要です。
国家資格の取得には、高等学校卒業後、鍼灸専門学校・鍼灸大学・視覚障害者のための教育機関に3年以上通うことが必要です。
そこで医学知識と鍼灸技術を習得し、卒業試験に合格した後、国家試験に合格するとはり師・きゅう師・マッサージの国家資格が取得できます。

日本鍼灸師会では国家資格取得後の鍼灸師を対象に、講習会やe-ラーニング、研究会など様々な卒後教育・生涯研修を行っております。
そのため日本鍼灸師会の会員であれば医学知識、技術ともに一定の高い水準にありますので、安心して鍼灸治療を受けていただけます。

免許制度についてよくあるご質問

国家資格を取るには?

日本はもとより世界的にも期待が高まっている東洋療法(はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧)。その東洋療法を行える唯一の国家資格が、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師です。(以下、鍼灸マッサージ師)鍼灸マッサージ師を養成する教育機関には、文部科学大臣の認定した学校または厚生労働大臣の認定した養成施設(大学、短期大学、専門学校、盲学校理療科など)があり、高度な技術・知識を修得するため、修業年限は3年以上とされています。履修科目は基礎医学(解剖学・生理学・病理学・衛生学・リハビリテーション理論・関係法規など)専門学(はり・きゅう・マッサージ概論、実技・経絡経穴概論・東洋医学概論など)東西医学理論を学びます。

国家資格取得の流れ

1.学校入学試験(入学資格は学校教育法の規定により大学に入学できる者)
2.学校での修学年限は3年以上
3.受験資格取得(学校卒業見込みまたは卒業した者)
4.国家試験
5.免許取得の交付申請をし、免許証を受ける
6.はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師

独立開業、病医院への勤務、鍼灸マッサージ治療院への勤務などのための免許登録は厚生労働大臣のもとで行われます。1993年より、鍼灸マッサージ師は厚生労働大臣によって免許が与えられる国家資格になりました。
国家試験・免許証に関するお問い合わせ先:公益財団法人 東洋療法研修試験財団